ふるさと納税サイトはたくさんあって、どのサイトを使えばいいのか迷うこともありますね。
ふるさと納税サイトふるさとチョイス はふるさと納税サイトの最大手ですし、さとふる もテレビCMをやっていて目にすることも多いです。
このあたりのふるさと納税サイトを利用すれば、掲載されている自治体も多いですし、豊富なお礼の品から寄附する自治体を選ぶことができます。
ふるさと納税自体、限度額の範囲内であれば2000円の自己負担で、それを上回るお礼の品を受け取ることができて、とてもお得な制度です。
ですが、楽天ふるさと納税を利用すればもっとお得にふるさと納税ができて、2000円の自己負担ですら実質的に0円にしてしまうこともできる可能性もあります。
ここでは、楽天ふるさと納税を最大限お得に利用する方法を解説します。
この記事の内容
楽天ふるさと納税とは
ふるさと納税は、地方自治体に寄附をして、それにより所得税の還付や住民税の控除など税金の軽減を受けられる制度です。
ふるさと納税をするには、寄附をする自治体に直接申し込むこともできますが、ふるさと納税サイトを利用するのが一般的です。
ふるさと納税サイトを利用すれば多くの自治体から寄附する自治体を選んだり、お礼の品からふるさと納税先を選ぶこともできて便利です。
ふるさと納税サイトはたくさんありますが、楽天ふるさと納税はネット通販の楽天市場が運営するふるさと納税サイトです。
楽天ふるさと納税は、他のふるさと納税サイトと違い、楽天のさまざまなサービスと連携して、楽天の会員はかなりお得に利用することができるようになっています。
楽天ふるさと納税のデメリットと利用上の注意点
楽天ふるさと納税は、他の大手ふるさと納税サイトと比べると若干のデメリットと楽天であるがゆえに気をつけなければならないことがあります。
寄附できる自治体が少なめ
楽天ふるさと納税のデメリットは、他の大手ふるさと納税サイトと比べると寄附できる自治体が少ないことです。
ふるさと納税最大手のふるさとチョイスには1400超の自治体が登録されていますが、楽天ふるさと納税はざっと見たところ500程度の自治体です。
とはいえ、500近い自治体にふるさと納税ができますし、自治体の数は増えて来ています。
それに、返礼品から選ぼうとすると迷うくらいあるので、500自治体でも十分だと思います。
それでも、数多くの自治体から選びたいというときは、大手のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」やさとふるからじっくりと自治体を選び、それから楽天ふるさと納税でその自治体があるかないか探し、あれば楽天ふるさと納税を利用するという方法もあります。
楽天の登録者情報と寄附者情報がリンクする
楽天ふるさと納税は、楽天市場で買い物をしたことがある人であれば普段の買い物と同じ感覚でふるさと納税ができて、とても簡単に利用できます。
簡単ですが、その裏返しとして、気をつけなければならないことがあります。
それは、楽天ふるさと納税をする際には、楽天の登録者情報がふるさと納税の寄附者情報になるということです。
楽天の登録者情報が納税者の住所氏名と異なると、せっかくふるさと納税をしても税金の軽減を受けられなくなってしまいます。
楽天のアカウントを家族で共有している場合や、楽天に住民票上の住所と違う住所を楽天に登録している場合に問題となります。
楽天のアカウントを家族で共有している
例えば主たる生計の維持者が夫で夫の所得から税金の軽減を受けようとする場合、夫名義の楽天アカウントからふるさと納税をしないと税金の軽減が受けられません。
楽天でメインに買い物をするのが専業主婦の妻だからという理由で妻名義の楽天アカウントを夫婦で共有しているような場合に、妻のアカウントでふるさと納税をすると夫は税金の軽減を受けられません。
このような場合には、夫名義の楽天アカウントを作る必要があります。
楽天に住民票上の住所と違う住所を登録している
例えば単身赴任などで家族とは離れて暮らしていて、住民票は家族と一緒のところに置いたままの方で、楽天のアカウントは実際に住んでいるところで登録をしているような場合も、そのままふるさと納税をしてしまうと税金の軽減が受けられない可能性があります。
この場合は、ふるさと納税をする前に、楽天の登録情報の住所を住民票上の住所に変更する必要があります。
楽天ふるさと納税がお得な理由
楽天ポイントが還元される
楽天ふるさと納税は、楽天市場でいつもの買い物をするのと同じ感覚でふるさと納税ができてしまいます。
そして、ふるさと納税でも普段の楽天市場での買い物と同じようにポイントが付与されます。
通常はポイントは1%ですから、1万円のふるさと納税をした場合は100ポイントです。
ですが、さまざまな条件をクリアすると、還元率はもっと高くなります。
下の画像は私の楽天アカウントから見たふるさと納税のページですが、画像の右上を見てください。
今この商品のポイントは5倍
と表示されていますね。
このときは、楽天カードを持っているのでスーパーポイントアップで+2倍、お買い物マラソン開催中でショップ買い周りのポイントが+2倍で、合計5倍となっています。
私は、このタイミングでふるさと納税をすると通常の5倍のふるさと納税額の5%の楽天ポイントがもらえるということです。
5倍のポイントがもらえるタイミングで4万円のふるさと納税をすると、2000ポイントもらえるので、それだけでふるさと納税の自己負担額2000円をカバーできてしまいます。
でも、もっとポイントは増やせるんですよ。
楽天ポイントでも寄附が可能
楽天ふるさと納税の利用は通常の楽天市場での買い物と同じ扱いとなるため、買い物と同じように楽天ポイントを使って寄付することもできます。
また、ポイントがどんどんたまるイベントでゲットしたポイントの中には期間限定ポイントと呼ばれる使用期限付きのポイントがあります。
期間限定ポイントは使用期限を過ぎると無効になってしまう為、期間限定ポイントをふるさと納税で使うのもおすすめの使い方です。
楽天ポイントを最大限受け取るには
楽天スーパーポイントアップを利用する
まず、楽天ふるさと納税でポイントを最大限受け取るには、楽天スーパーポイントアップを利用して、ショッピングしたときに受け取れる基本的なポイントを増やしておくと良いです。
楽天スーパーポイントアップとは、条件を満たすと楽天でショッピングしたときにより多くのポイントが付与される楽天市場のプログラムです。
楽天スーパーポイントアップ
楽天スーパーポイントアップは上の他にもありますが、比較的利用しやすいのは上の5つです。
上の5つの条件を全て満たすと+7倍なので、8%のポイントになります。
全てというのは難しいと思いますが、楽天市場アプリを使えばスマホから手軽にふるさと納税ができますし、楽天カードを持っていればそれだけで楽天でショッピングするときのポイントが増えるので、この2つはクリアしておきたいところです。
スーパーセール、お買い物マラソン
さらに、楽天ポイントを最大限に受け取るためには、楽天で定期的に行われるポイントキャンペーンを利用する必要があります。
一定の期間中に楽天市場で買い物をして買い周りの店舗数によって最大で9倍のポイントが付く楽天お買い物マラソンや楽天スーパーセールの実施期間は是非チェックしておくようにしましょう。
また、楽天イーグルスやヴィッセル神戸が勝利した翌日にはポイントが+1倍になります。
楽天のお得なところは、これらのキャンペーンがすべて併用が可能な点です。
そのため、これらのキャンペーンの条件をすべて満たすことができれば基本的なポイントも含めて場合によっては20倍以上のポイントをゲットできることも可能です。
もし20倍のポイントを受け取れれば、1万円のふるさと納税でも2000円の自己負担を楽天のポイントでカバーできてしまいます。
ですから、ふるさと納税を利用して寄付をするタイミングは楽天スーパーセールやお買いものマラソンなどの開催時期が絶対的にオススメです。
まとめ
楽天ふるさと納税は、他のふるさと納税サイトと比べてかなりお得に利用できます。
楽天ふるさと納税でお得なふるさと納税をさらにお得に利用してください。